アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

悩んでも解決しないことは悩まない

私は、もともと悩み事の少ないタイプなのですが、その理由の一つが、「悩んでも解決しないことは悩まない」というのがあります。


自分に複数の選択肢がある場合は、どの選択肢が最善か、考える価値はあります。
一方で自分に選択肢がない場合は、どうすれば良いか、と考えることに意味はありません。
その場合は自分がどう思おうが関係なく、物事が進みます。
だから、自分に出来ることは、物事が進んだときの対応方針を決めておいたり、それに従って準備することです。


お金のことでも同様です。
お金を使うとき、例えばモノを買うときは、いくらで、何を買うか、考えます。
そして自分には不要と判断すれば買いませんし、必要と判断すればどれがいちばん自分に合うかを考えて選定します。


一方でリタイア資金が枯渇することについて悩むことはありません。
自分に出来ることは、まず、将来の収支を計算してそれに見合う以上のリタイア資金を確保すること、それから物価上昇で目減りしないように運用すること、収支が当初の予定通りにあるか定期的に点検すること、万が一資金が足りなくなる見込みになった場合の対処を決めておくこと、くらいでしょうか。


だから、今はリタイア資金のことで点検することはありますが、悩むことはありません。
リタイア当初は本当に予定通りに行くのかな、という不安はありましたが、今はその不安もありません。
不安がない理由は定期的に収支を点検しているので安心につながっているのでしょう。