アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後にもし、被災したら

もし、被災したら
毎年のように集中豪雨、台風、地震などの大規模自然災害のニュースが報道されています。


被災された方の中には自宅が倒壊したり、浸水したり、屋根が吹き飛ばされたりするケースもあり、被災後の復旧作業として、自宅を再建築したり、大規模な修繕工事が必要になり、相当な金銭的な負担を被る人もいます。


そうすると自然災害で将来の生活設計が大きく狂うこととなり、住宅ローンが二重になってしまったり、あるいは、大規模な修繕したくても高齢者だとローンが組めないこともあります。


火災保険に加入していれば、多くの場合、火災だけでなく、水害、風害も補償の対象となりますし、地震保険に加入していれば、地震、津波による建物の損壊が補償の対象になりますが、必ずしも満額カバーされる訳ではありません。



私はマンション住まいで、立地や建物の大きさ、構造から考えると住宅が集中豪雨、台風、地震の被害に遭遇する可能性が近隣と比較しても非常に低いのですが、仮に被災して、今のマンションに住めなくなったら、どういう選択肢があるのだろう?と考えることがあります。


新たな住まいを購入するか、賃貸に住むか、何れかなんですけど、リタイア資金の収支について、大幅な見直しを伴います。
どうにもならない状況は滅多にないと思っていますが、それでも住環境は大幅に悪化するでしょう。
可能性が非常に低く、かつ、状況も非常に幅があることは対策を事前に考えても、万が一、被災した場合に適用出来るとは限らないので、具体的な対策は考えていませんけど。



被災した場合の対処
ただ、もし、被災した場合の対処で決めていることがあります。
命を守るためにより確率が高い行動を事前に考えておき、いざというときはそれに従って行動します。


例えば、うちは免震の大きな建物なので、自然災害で倒壊したり、流されたりする可能性はほとんどありません。
逆に近隣の指定避難場所のほうが地震に弱い建物だったり、水害に合いやすい立地です。
そのため、近隣の中では自宅のほうが安全ということになりますので、地震や水害の際に慌てて指定避難場所に行くことはありません。
より安全な自宅で待機です。


しかし、建物の損傷が無くても、電気、水道が長い間止まるようだと避難しなければなりません。
もし、避難を強いられる場合でも、慌てずに近隣の被害の状況を確認してから、適切な避難場所を探して、避難を開始することになります。
何れにしても、まずは、命を守ることが最優先です。うちの場合は猫の命も含めて。


こう書いていると停電時の情報収集のためにスマホ用にモバイルバッテリーを買ったほうがいいかな、と思うのですが、普段はモバイルバッテリーは使わないので、使わないうちに劣化してしまう予感がします。
そのため、買おうかな、やっぱりやめた、という状態を繰り返しています。



自然災害と寄付
集中豪雨、台風、地震などの大規模自然災害のニュースを見るたびに被災者は生活が元に戻るまで大変な苦労だと感じます。
そのため、少額ですが、寄付をすることにしています。
私が寄付をするのは、国内の大規模自然災害だけと決めています。
また、怪しい寄付、強引な寄付の要請にも応じないということも決めています。
寄付する先は、自分で決めます。




災害ケースマネジメント◎ガイドブック
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合同出版