義務教育で英語は必要か?
義務教育で英語は必要か?
不要派の人もいるようですが、私は必要派です。
社会に出て、英語を使った仕事をしたことがない人もいますが、国内勤務でも英語を使う仕事というのは予想以上に多くあります。
海外取引先・海外関係会社とのやり取り、
英文資料の内容確認や作成、
海外出張時の対応、海外からの出張者の対応
飲食店・小売店・宿泊施設で海外の顧客の対応、
など
仕事で日常的に英語を使用する人の割合を調べてみたことがあるのですが、調査によってばらつきがありましたが、おおよそ15%から35%でした。(かなりのばらつきがあります。)
ただ、何れにせよ、私はこの比率は将来さらに高くなっていくと考えています。
そのため、英語が出来る人と出来ない人では、職業の選択の幅がかなり異なりますし、同じ社内でも仕事の幅、出世の可能性が異なってきます。
英語教育は日本の国際競争力の礎になります。
自分は日本の国際競争力と関係ない、という人もいますが、国際競争力が落ちれば経済力も落ちて雇用も不安定になり、1人1人の生活も不安定になります。
学校教育だけで英語は十分か?
1つの言語を習得するのに学校の授業だけでは十分ではありません。
ただし、高校・大学まで英語をしっかりと学習した人とそうでもない人の差はかなり大きなものとなり、簡単には埋まりません。
また、日本の学校での英語教育は読み書き偏重との批判はありますが、私の世代ではその通りでしたが、最近はかなり見直しがされているようです。
読み書き偏重と言われる私の世代でも、全く英会話が出来ない人は読み書きもまともに出来ません。
そのため、読み書きが英会話の基礎力にもつながっていると考えています。
私の年齢になると、新しくチャレンジするのも億劫になりますが、それでも英会話を熱心に学んでいる同世代の人もいて、感心します。
こんなことを言うと身も蓋もありませんが、私はリタイアしたら、そういうエネルギーが湧いてこなくなりました。
正確にいうとリタイアする前からそういうエネルギーが枯渇気味でしたが、現役時代は無理矢理にでも振り絞っていました。
ちなみに私の英語力ですが、流暢ではありませんが、日本人の中では英会話が出来るほうです。
ネイティブ並みとはほど遠いですが、TOEICでも英語が出来るほうに分類される点数で800点台です。
ある程度、英語が出来ることで実際に仕事の幅も広がりました。
だから、現役の人、特に若い人には英会話を学習することはお勧めします。
仕事の幅が広がるということは、いろんな可能性もさらに広がるということになります。
職種や就職先だけでなく、給与・昇進にも影響を与えることがあります。
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