アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

外貨で資産運用して日本で暮らす

最近は、円安基調が続いています。
また、日米の金利差も再び大きくなりました。
そういう報道ばかり、聞いていると、リタイア後は、外貨で運用して、日本で暮らすのが、時代にあった選択なんじゃないか、という気になってきます。


外貨で運用したほうが、
・債券なら金利が高い
・株なら将来も経済発展が見込める国のほうが株価の上昇が期待出来る
となります。


日本で暮らすと海外諸国に比べればですが、
・(以前よりは物価上昇の傾向はあるものの、)物価は安定している
・(以前よりは治安が悪い傾向はあるものの、)治安が良い
となります。


ただ、投資の環境も生活の環境も時の経過とともに変わっていくので、将来も今のままの状態でいくものでもないので、将来が約束されているわけではありません。



ちなみに私は資産の半分以上は外貨建てになっています。
これは今の円安と金利差を予想していた訳ではなく、複数の通貨に分散させたほうが、リスクが軽減されるであろうという考えからです。
最近の円安と金利差を見て、リタイア資産のように長期の運用をするのであれば、通貨も分散させるべきなんだろう、ということを再認識しています。


物価上昇があると同じ金額でも購買力が低下していくので、円預金だと実質的に目減りすると言われてきましたが、以前は、物価も横ばいだったので、理屈では理解出来ても生活実感としてはピンと来ない人も多かったでしょう。
最近は、日本にも物価上昇の波がやって来ましたので、円預金だと実質的に目減りするという表現を実感します。
実際に海外株の投資信託や外貨預金の取扱高が以前よりも増加傾向だそうです。
これを今さら円から外貨に動かしても遅いと考えるか、長い目で見れば今からでも円から外貨に動かすべきと考えるか、意見が分かれそうですが、長期の資産運用の場合は答えが出るのはずっと先の話になります。


私の場合は以前に円から外貨に動かしたので、今は何もしませんが、長期の運用なら通貨も分散させた方が良い、ただし、先進国通貨に限る、と考えていますので、そうしています。
私の場合も答えが出るのは、ずっと先の話になります。