アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

円建て資産と外貨建ての資産の比率

リタイア後の資産運用の円建て資産と外貨建て資産の比率の話です。


私の場合、リタイア直後はおおよそ5:5の比率でした。
その後、生活費の支出は円預金からの引き出し、引き落としで円建ての資産は減少傾向、
一方の外貨建ては債券の利息は外貨で受け取り、株式投資信託は再投資型なので増加傾向にあります。
そのため、現在はおおよそ4:6の比率になっています。
(金利高のため、円安のわりには外貨の評価額が増えていません。金利高になると債券の評価額は下がるためです。)


今後、円建て資産と外貨建て資産の比率をどうしようかな、と考えることがあります。
私の場合、円建ての預金、債券の金額をある程度、保有することにしています。
その目安が生活費の5年分ですので、それなりの金額です。


いわゆる生活防衛資金で5年分の円建ての預金、債券というのは現役世代の人からみれば多すぎると考えるでしょうが、給与所得がない私が運用成績に一喜一憂せずに、また、生活防衛資金が底をついて安値で売ることがないというのにはある程度の金額があったほうが良いとなります。


ここの目安を生活費の3年分まで下げれば、自由度が増すのでしょうが、金融商品を何も売買をしない期間が続けば、自動的にこのレベルになります。
その後、多少なりとも、日本株を売ったり、あるいは外貨を円転したりして、その資金を円建ての預金、債券に振り替えれば、60歳時点でも生活費の3年分になるでしょう。
60歳になれば、
企業年金、個人年金の受給が開始して収入が増える
国民年金掛け金の払い込みが終了して支出が減る
ので、今の生活費の3年分の円建ての預金、債券があれば、十分に余力がある状態で、株価や為替の変動に一喜一憂せずに生活出来ますし、大概の予想外の出費(入院、手術など)にも対応出来ます。


60歳時点で生活費の3年分の円建ての預金、債券、ということについて、もう少し、時間をかけて、考えてみようと思っています。


そうすると、円建て資産と外貨建て資産の比率は3:7くらいに近づくでしょうが、あまりこちらの比率は意識することなく、資産運用を続けていくつもりです。
リタイア直後はおおよそ5:5の比率だったのは、日本で暮らすのならば、それくらいがいいのかな、と思っていたからです。
だから、自分の中では運用方針の転換を検討することになります。