アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

年金の階(フロア)数

以前に年金が何階建てか、という記事を書きました。
3階以上はいろんな分類があるのですが、その記事の中では以下の分類をしています。


1階
国民年金。未加入期間、免除期間が無ければ、同じ年金支給額。


2階
厚生年金。現役時代の給与水準・リタイア年齢により支給額に個人差。


3階
企業年金、個人年金、iDeCoなどの私的年金。
加入者、未加入者に分かれ、支給額に個人差。


4階
就業、運用収益、不動産収入など年金以外の収入。
4階部分はない高齢者も多い。


5階
リタイア資金の取り崩し。


いわゆる2000万円問題が注目したのは5階、FIREの4%理論や70歳定年制が注目したのは4階、iDeCoが注目したのが3階。
1つの階(フロア)に注目するのも方法の一つですが、階(フロア)の数を増やす方法もあります。


私は、偶発的な結果ですが、
3階に企業年金、個人年金があり
4階に運用収益があり
5階にリタイア資金の取り崩しがあります。


これに公的年金の1階、2階を加えると堅牢な仕組みになります。
収入源が複数あると、制度変更、物価、為替、株価がどんな動きをしようとも、何れかの収入が増えるほうに動く(あるいは減らずに維持される)ことになります。
リタイア後の収入について、3階、4階、5階部分をどうやって用意するかが、個人の裁量になります。


今から過去を振り返って、リタイア後の収入のためにさらにやったほうが良かったと思うことがあるか?と聞かれれば、iDeCoをやっておけば良かったとは思ってます。
確実に儲けることは出来なくても、確実に節税することは出来ただろうし、リタイア後の収入源をさらに増やすことになります。
今の年齢でもiDeCo加入することが出来る年齢ですが、給与所得、事業所得がないので節税が期待出来ません。
そのため、iDeCo加入は見送りとしています。
特に収入を増やすつもりもない、ということも理由としてあります。
将来、年金生活になったら高収入ということではないのですが、自分の生活費を考えたら十分な収入だということです。