アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

公的年金 マクロ経済スライドで実質目減り

先日、公的年金がマクロ経済スライドの適用により、実質目減りとなるニュースを見かけました。

厚生労働省は、2023年度の公的年金額を、67歳以下の場合は2・2%、68歳以上は1・9%引き上げると発表した。増額改定は3年ぶりとなるが、少子化の進行に合わせて年金額を抑制する「マクロ経済スライド」が3年ぶりに適用されるため、支給額は物価上昇分に追いつかず、実質的に0・6%目減りすることになる。


私は、まだ、公的年金を受け取る年代ではありませんので、今のところは関係ありません。
しかし、マクロ経済スライドによる実質目減りは単年だと大きな金額ではありませんが、20年、30年続くと実質目減りが相当額になります。
大変になるのは、今の年金世代ではなく、20年後、30年後の年金世代でしょう。


そう考えると約10年後から年金世代になる私も他人事でもありません。
ただ、もうすでにリタイアしていますので、バタバタすることもありません。


世界中で異次元のインフレでも起こらない限り、経済的には乗り越えていけると自分自身では思っています。
そのまさかが来たらどうする、という質問があるかもしれませんが、自動車を手放せば生活費は圧縮されますし、今の住居を売却すればそれなりの資金を得ることが出来ます。
資金の捻出のために住居を売却に追い込まれる状況は、可能性としては1%以下だろうと思っていますので、そこから先のことは現時点では考えていません。