アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

資産運用の再現性

投資や資産運用で儲けて、アーリーリタイアをしたという人もいます。
その再現性について考えてみると、個別銘柄の株式よりもインデックス株式投資信託のほうが再現性が高いでしょう。
しかし、投資の対象をマネすることは出来ても、投資の時期までマネすることは出来ません。


投資の時期について言うと、やはり、リーマンショック直後が歴史的な株価の低迷期であり、そのタイミングが投資に絶好の時期でした。
その後の10年あまりの期間でリーマンショック前の株価をはるかに上回る値になり、この時期に大きく儲けた人は多いのではないでしょうか。
NYダウの価格推移を調べてみると、2009年の最安値は6500ドル足らずですから、それから5倍以上の値上がりをしたことになります。


こういう株価の大きな波に上手く乗った人が大きく儲けることになります。
この大きな波が次ぎにいつ来るのかは誰にも分からないものであり、大きな波に乗りたければ、ひたすら待ち続けるしかありません。


長期の積み立てをしていれば、いつかは大きな波が来るかもしれませんし、あるいは、しばらくの間は小さな波しか来ないかもしれません。


FIRE成功談は、短期間で集中的に投資して、リタイア資金を稼いだ話も多いのですが、リーマンショック後の株安から株高への転換期だったから実現した話であり、これからマネしても短期間でリタイア資金を稼ぐ再現性は非常に低い、とみるべきでしょう。