アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

死ぬ間際の後悔「自分に正直な人生を生きればよかった」

死ぬ間際に後悔することをまとめた書籍というのが、幾つかあります。
今の生活を振り返りましょう、そして、そのままの生活でいいのか、考えましょう、という教材としては、いいんじゃないかなと思っています。


代表的なものに以下の後悔があります。
「自分に正直な人生を生きればよかった(自分のやりたいことをやればよかった)」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」


この中で、「自分に正直な人生を生きればよかった(自分のやりたいことをやればよかった)」ということについて、書いてみます。



「自分に正直な人生を生きればよかった(自分のやりたいことをやればよかった)」
この後悔をする人は
子供の頃、学生時代は親の言うことをよく聞いて
社会人としては、会社の上司、取引先、顧客の要望・期待に応えるために努力をして
結婚してからは、家族に良き伴侶、良き父親、良き母親と思われたくて
子供のお世話、高齢の両親の介護に時間を惜しむことなく
自分の意志で物事を決めるよりも周囲の期待に応えるために行動したために、結果として、自分の時間が確保出来ずに死を迎えたというケースでしょうか。


死の間際の後悔は、ないものねだりに似ています。
自分の人生で経験していないものを経験したかった、と思うという意味です。


仮に
子供の頃、学生時代は親の扶養にもかかわらず、我がままで、反抗的で
社会人としては、周囲の要望・期待よりも自分の価値観だけを重視して行動し
結婚してからは、家族の時間を確保せずに
子供のお世話をせず、配偶者と共有する価値観もなく、高齢の両親の介護もせず
自分のことだけに時間を使っていた、としたら、充実した人生なのでしょうか?


こんな人が本当にいたら、自分だけでなく、周りの人も大切にすれば良かった、と死の間際に後悔するでしょう。


そんな極端な話をしている訳ではない、という反論はあるでしょう。
でも、本当に「自分に正直な人生を生きればよかった(自分のやりたいことをやればよかった)」と思うのであれば、人生の中で、いくらでも機会はあったはずですし、死の間際に後悔することではないと思います。


「自分に正直な人生を生きればよかった(自分のやりたいことをやればよかった)」というのは、人生このままでいくのか、それとも別の生き方をするのか、考える機会を与えてくれる言葉だと思います。


つまり、死の間際に後悔することではなく、軌道修正するのならば、今、ということです。


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