アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

FI、REどっちが大事?って議論は不要

FIREは、FI、REどっちが大事?って議論は不要
ネット記事やブログで、FIREは、FI(Financial Indipendence、経済的自立)、RE(Retire Erarly、早期退職)どっちが大事?という論争?を見ることがあります。


FIが大切なんだ、という主張が支持を集めることが多いようですが、私はこの論争の意味が理解出来ません。
そもそも、両方を満たして、FIREであり、そこにどっちが大事も、大事じゃないもありません。


さらに言うと、なんで、こんなことを議論したがるのか、それも理解出来ません。
当たり前ですが、FIとREのどちらの条件も満たして、FIREであり、どちらかが欠けたらFIREではありません。



FIREという言葉の持つイメージ
こんなことがあちこちで議論になるのは、FIREという言葉が浸透した証でしょうが、それに加えてFIREという言葉のイメージがあるのでしょう。


FIREという言葉が出る前は、早期退職者に対して、良いイメージの言葉はありませんでした。
早期退職者という言葉に対しても、定年まで勤めることなく、途中で既定路線から外れたと受け取る人もいます。
さらに無職、ぷー太郎、ニートなどは、何れも社会不適合者の意味合いで使われることもあり、ネガティブな印象があります。
それに対して、FIREは、経済的自立を獲得した上でリタイアしている、つまり、稼げる人、資産運用出来る人というポジティブな印象を与えます。


FIREという言葉が持つポジティブな印象がFIREに興味を持つ人を増やし、その中には議論好きの人も含まれていて、FIREの価値観や生活スタイルを議論したがるのでしょう。


だから、今日も、どこかで、誰かが、FIREは、FI、REどっちが大事?という議論をしているんでしょうね。


私は、個人的には、FI、REのどちらが欠けてもFIREではないと考えていますし、優劣をつけても意味がない、と考えていますが、人と議論するつもりはありません。
こういう価値観の論争って、何の結果も生まない不毛な議論に感じるので、参加はしません。
自分が大事だと思うことを大事にすればいいだけです。


FIREが目的か、手段か、という議論もこの議論と似ていると感じます。