アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア資金はいつから貯めるべきか

リタイア資金は、いつから貯めるべきか、という話です。


私個人の意見ですが、社会人であれば、今すぐに着手すべきでしょう。


想定される反論としては、
・若い頃は給料が安いので余裕がない
・若い頃は趣味、旅行、デートなど経験にお金を使った方が良い
・若い頃は自分への投資にお金を使ったほうが良い
などがあるでしょう。


その言い分は、否定しませんが、収入と支出のバランスの問題です。
趣味、旅行、デートあるいは自分への投資に毎月の給与の全額投入していたら、それは経済的な実力以上のことをやっているということになります。
毎月の給与に見合った生活をすれば、5千円、1万円程度の金額は捻出出来るでしょう。
その小さな金額でも積み立て投資をすべきでしょう。
元手の金額が小さいので、当然ながら利益も小さな金額になります。
ですから、大きく儲けるというよりも、それは実地訓練の勉強代のようなものです。
何の実地訓練かというと、ライフプラン、投資、税制、公的年金を学ぶための実地訓練です。
実際に自分のお金で運用することで本気度も異なりますし、経験することで記憶にも残ります。
給料が上がって、経済的な余裕が出来たら、必要に応じて毎月の積立額を積み増します。


それでも、どうしても留学したいとか、クルマに乗りたいとか、そんな理由でローンが必要だという人もいるでしょう。
そういう人がいても、本当にそうしたければやれば良い、としか私は思いません。
ただ、何かを選択するということは別の何かを諦めることでもあり、その気持ちでやれば良いという話です。


どうしても、リタイア資金の積み立てに手が回らないという人でも、ほとんどの人が就職したら、自動的にリタイア資金の積み立て(のようなもの)をやることになります。
・公的年金
・会社の退職金


だから、あとはそれにいつから、どれだけ積み増すか、という話を自分で決めることになります。



ちなみに私の場合は20代、30代、40代のリタイア資金を意識したことは、ほとんどなく、偶発的な要素が重なって、リタイア資金が確保出来ました。
しかしながら、若い時から少額でも積み立てをしたほうが圧倒的に高い確率でリタイア資金を確保出来ることは間違いありません。
それは、断言出来ます。
早く着手して、状況によって、積立額や運用方法を見直して、軌道修正を繰り返すことが重要です。