アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後にお金が減るストレスがあるか

リタイア後には就労収入がないので、お金が減っていくストレスがある、という説があります。


しかし、お金が継続的に減っていくとしても、お金が減っていくペースが予想の範囲内であり、かつ、生涯にお金が枯渇することがないのであれば、ストレスはないでしょう。


ストレスが感じるのは、以下のようなケースでしょう。
1,予想以上のペースでお金が減っていくとき(例、甘い支出予想、物価上昇など)
2,予想外のことが起きて、金融資産が大幅に減少したとき(例、株価暴落、債券デフォルトなど)
3,何れはお金が枯渇すると予想されるとき


そういう状況になれば、お金のことでストレスが溜まるのも分かります。


中でも、3番目の「何れはお金が枯渇すると予想されるとき」となってしまったら、リタイアを返上して働いて稼ぐか、あるいは、自宅を売ってしのぐしかないでしょう。


つまり、ストレスはお金が減ることから来るのではなくて、お金が枯渇するかもしれないという恐れから来るということです。


リタイア資金がギリギリで倹約生活で乗り切ろうとすることをリーンFIREと呼んでますが、経済的な余力がないと、ちょっとした予想外の出来事で困窮してしまう可能性があり、それではせっかくリタイアしたのにお金のストレスから逃れられないでしょう。


逆にある程度の資産の余力があれば、お金のストレスからは解放されます。