「収入1割増」より「支出1割減」が簡単?
先日、「収入1割増」より「支出1割減」が簡単と主張する記事を見ました。
「収入を1割増やすことは難しいけれど、支出を1割減らすことは簡単だからね」とあるお金持ちは言います。
まさにそのとおりで、入ってくるお金よりも、出ていくお金のほうが、はるかに自分でコントロールしやすいのです。
(中略)
仮に月に1万円の支出を抑えることができれば、1年で12万円、10年で120万円、30年で360万円ものお金を節約できます。
こうして浮いたお金の一部または全部を金融投資に回し、年月をかけて増やしていけば、特別なことをしなくてもまとまった資産を築くことができるのです。
記事を読んだ私の感想は、簡単というよりは、誰にでも出来るのが「支出1割減」ということでしょう。
住宅資金にしろ、リタイア資金にしろ、ある程度まとまった金額を貯めようすると収入を上げない限り、なかなか貯まらないものです。
やっぱり、(働いて)稼ぐ、(支出を減らして)貯める、(資産運用で)増やす、が基本でしょう。
中でも、稼ぐ金額が小さいと、それに続く貯める金額も増やす金額も大きくはなりません。