アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

バブルの頃を振り返る

日経平均株価が高値で推移しており、バブル期の最高値と比較する記事が多くなりました。


私なりにバブルの頃を振り返ってみますと、当時は大学生から新社会人でした。
当然ながら、お金はさほど持っていませんでした。
だから、特別に何か良い思いをしたとか、派手にお金を使ったとか、豪遊したとか、という記憶はありません。
私には、バブル期を象徴するような思い出はありません。


当時も皆がお金を持っていたわけでもなく、株や不動産で儲けた人が一部にいて、その人たちがお金を派手に使っていたという印象です。


ただ、当時は、明日は今日よりも豊かになるという楽観的な考えの人が多く、世間全体が浮かれていました。


たとえ、株価が上がっても、あの頃のように世間全体が浮かれている時代は、日本には、もう、来ないでしょう。


今は、将来に対しては悲観的、お金の苦労は老後も続くと考える人が多くなりました。
日本の経済的な地位が低下していること、少子高齢化で将来の経済発展が見えないこと、社会保障の負担が財政や家計を圧迫していることなどが理由なんでしょう。