アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

円安時代は外貨で資産運用すれば乗り切れるのか

毎日のように何年振りの円安というニュースを見聞します。
1ドル=158円台は、1990年5月以来約34年ぶりの安値だそうです。
個人的には長期的には円安になるだろうという見込みだったのですが、ここ数年の円安はどこで歯止めがかかるのか、分からないほど、着実に進展しています。


私の資産は外貨の比率が高く、6割近くが外貨の債券、株式等で運用しています。
円だけで資産運用することに比較すると、かなり高い確率で下記のようになると見ています。
・円建て債券よりも米ドル外貨建て債券のほうが利回りが良い。
・日本株インデックスよりも米国株インデックスのほうが成長が期待出来る。


日本は少子高齢化で人口が減少期に入り、経済が停滞した国です。
それに対して、アメリカは人口増加を続けており、経済規模も大きくなっている国です。


経済が停滞した国の通貨よりも経済成長を続ける国の通貨のほうが、債券にしても株にしても投資のリターンが期待出来ます。


私がまとまった金額を外貨にしたのは随分と前の話です。
その頃に比べると円安がかなり進展しています。
そのため、資産を取り崩しながら生活しているにも関わらず、資産は円換算では増加しています。


さて、タイトルにあるように円安時代は外貨で資産運用すれば乗り切れるのでしょうか。
考えてみましたが、乗り切れると断言するためには、結局は、資産は生活費の何年分保有しているのか、どの程度のインカムゲイン(利息や配当)の運用利回りが期待出来るのか、にかかってきます。


・・・という当たり前の結論になりました。
ただ、円だけでなく、複数の通貨に分散することで、環境変化には強くなる、影響が限定的になるとは言えるでしょう。