アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

お金以外、何のために働くのか?

お金以外、何のために働くのか?


多くの人が生活のために、生計を維持するために働いています。
しかし、今回は、働かなくても生活出来る資産がある、という前提で話を進めます。
働かなくても生きていけるのに、なぜ、働く人たちがいるのか、という話でです。
幾つかのパターンに分類出来ます。


事業欲、自己実現欲を求める
十分な資産がある創業者、創業家出身者がオーナー兼経営者として、ビジネスを行っている場合は、ここに分類されます。いつ辞めても、金銭的に困ることはない。


生きがい、ライフワーク、社会貢献を求める
その仕事に生きがい、やりがいを感じている人がここに分類されます。
自営業であれば、健康である限り、生涯現役です。
仕事とは違いますが、ボランティアもここに分類されるんでしょうね。


社会的地位を求める
政治家、企業幹部はここになります。
辞めると社会的な地位を失い、普通の人になりますが、普通の人になりたくない。


キャリアアップを求める
優秀で上昇志向の強い人です。社会的地位にこだわる政治家、企業幹部の予備軍です。


社会参加、人とのつながり、コミニケーションを求める
こういう人もいますね。


世間体(世間、周りの人への体裁、体面)を気にする
本人が思うほど、世間は注目していない。


家に居場所がない、ほかにやることがない
だから、働く。他人事ながら、悲しい。


特に考えていない、あえて言うと定年前だから
ここに分類される人は、意外と多い。



これ以外の理由もあるかもしれませんが、大部分をカバーしています。
皆さんは、自分が上記のどこに分類されるか、わかりますか?
1人の人でも複数の分類に属していることもあります。


私も若い頃は、幾つか該当しました。それが若い頃はアーリーリタイアを考えなかった理由でもあります。
しかし、アーリーリタイアした頃の50歳の頃の私は自分を見つめ直してみると、「お金以外、何のために働くのか?」という問いに対して、明確な回答が見つかりませんでした。
それがアーリーリタイアした理由の一つでしょう。


上記をもっとシンプルすると2つに分類されます。
1,お金以外の何かを仕事に求める
2,仕事に求めることはないが、仕事は続けている


2に該当する人も多いのでは?


アリさんとキリギリス
アリさんとキリギリス
さくら舎
Digital Ebook Purchas