アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

GAFAMの業績、株を買っておけば

Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft の巨大IT企業を纏めて、GAFAMと呼ぶことがあります。
先日、2021年7月~9月のGAFAMの決算が発表されました。


「純利益の合計は723億4200万ドル(約8兆2千億円)。マイクロソフトと、グーグルの持ち株会社アルファベットが四半期ベースで最高益を計上。アップルも7~9月期としては最高益だった。一方、28日に社名を「メタ」に変更したフェイスブックは増益を確保したが伸び率が鈍化、アマゾン・コムは6四半期ぶりの減益で、明暗が分かれた。」


とありました。


5社で四半期の純利益の合計が約8兆2千億円と言われると、金額が大きすぎてよくわかりません。


また、GAFAM(5社)の株式の時価総額は今年の7月時点で約9.1兆ドル(約1,006兆円)に到達したという記事もありました。
日本の東証一部上場企業の株式の時価総額の合計が約560兆円ですので、GAFAM5社で東証一部上場企業を大きく超えており、さらには、東証2部、マザーズ、JASDAQを合わせた東証の全上場企業すら超えています。


こういう話を聞くと、15年前、10年前に株を買っておけば、との思いが頭をよぎってしまいます。
昔は、一般の投資家が米国株を国内の証券会社経由で購入する方法が無かったと思うのですが、いつの間にやら、ネット証券を中心に簡単に米国株が売買出来るようになりました。


時価総額が最も大きいAppleの株価の経緯を調べてみると、初代iPhoneが発売された2007年6月で株価は、4ドルほど、現在は150ドルですので、40倍近くになっています。


夢のある話ですね。
こういう話を聞くと個別株で一発当てたい、という気持ちが良く分かります。私も以前はそういう時期がありましたし。


ただ、株価は過去のチャートを見て、あのときに買っておけば、今はいくらという計算は簡単なのですが、その時点では株価は売り手と買い手の拮抗した値段ですので、将来の株価の予想は非常に困難です。


Apple株で儲けた個人投資家は、投資の専門家ではなく、昔のMac信者、初期のiPhone信者のような昔のApple製品の愛好者が多いのではないか、と思っています。
株価が買値の40倍になるまで売らずに持ち続けることは普通の投資家にはなかなか出来ませんが、Apple製品は強烈な信者なら株を持つことが一種のステータスあるいは喜びなので、出来るでしょう。


個人的な推測なのですが、当たっていると思う。


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