アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

早期退職に応募すべきか

定年退職年齢が将来は70歳?
雇用義務は65歳まで、努力義務が70歳となり、定年退職年齢が将来は70歳となると言われています。
そのため、近年では、業績が良くても、早期退職を募集して、組織の若返りを図る企業も増えてきています。


今回は、早期退職に応募すべきか、ということについて、書いてみます。



早期退職に応募すべきか
早期退職の条件(年齢、勤続年数、加算も含む退職金など)、今後の生活の目途(生活費、金融資産、再就職先など)が異なるため、一概には言えません。
しかし、検討すべきことは、以下の2点に絞られるのではないでしょうか。


・その会社で仕事を続けていく動機付けはあるか?
お金にしろ、やりがいにしろ、社会的地位にしろ、その会社で仕事を続けていくためには動機付けが必要です。


・退職後の生活の目途はどうか?
転職、再就職、早期リタイアは、いずれも早期退職後の選択肢の一つです。
転職、再就職の当てもなく、早期リタイアするのに十分な資金が無ければ、仕事を続ける以外の選択肢はありません。


まとめると、以下のようになります。
動機付け:あり、生活の目途:あり、なし共に => 仕事を続ける
動機付け:なし、生活の目途:あり      => 早期退職に応募
動機付け:お金のみ、生活の目途:なし    => お金のために仕事を続ける


こうやってみると、動機付け単独では決まらず、また、生活の目途単独でも決まりません。
動機付け:なし、生活の目途:あり に該当する人だけが応募することになります。


また、お金のためだけに仕事を続けている人は、応募予備軍であり、お金の目途がつけば応募するでしょう。



既にリタイア生活に突入している私には早期退職制度は縁のない話ですが、50前後の人は、早期退職制度に応募すべきか、事前に検討したほうがいい、たとえ、早期退職制度がなくても、いつまでその会社で働くか、検討したほうがいい、と私は考えています。


これからは、全員が定年まで働くのではなく、いつまで働くか、自分で決める時代になります。





\
\"50代\"になって早期退職を考えたら読む本
近代セールス社
早期退職制度に応募すべきかどうかの判断基準
早期退職制度に応募すべきかどうかの判断基準
Digital Ebook Purchas