アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

マンション買うなら、新築か、中古か

住まいの選択肢に「賃貸か、持ち家か」、「戸建てか、マンションか」が、よく記事になっています。
それらに加えて、最近は、「新築か、中古か」、という記事も見かけます。


私、マンション住まいなので、マンションに限って、話を進めます。


以前は、新築マンションは、販売に関するコスト(モデルルーム、広告、専任の販売員など)が含まれているため、新築マンションは割高であり、新築間もない頃が価格の下落が最も大きいとされていました。
そのため、ある程度、値下がりした数年落ちの中古マンションがお買い得と言われていました。
しかし、首都圏では、ここ数年、新築マンションの価格が高騰しており、それに引っ張られるように中古マンションの価格も上昇しています。
そのため、数年落ちの中古マンションがお買い得ということは、既に成り立たなくなっており、数年落ちの中古マンションのほうが新築時の販売価格よりも高値で売買される事例も多く見られます。
数年落ちの中古マンションがお買い得、というのは、過去のお話であり、今は、そのお買い得を求めても、物件が見つかりません。


本来は、「新築か、中古か」は、お買い得か、どうか、よりも、予算で決めるものなのでしょう。
その場所に住みたくても、予算が足りないとなれば、面積を小さくするか、中古物件にするか、という選択をすることになります。
家族構成を考えて、面積は確保したいとなれば、中古物件を中心に検討することになります。


多くの人にとって、住居の購入は、年収の何倍も高額でありますので、お買い得物件を探したい、という心情は理解出来ます。
しかし、私は、住居の購入は、お買い得か、どうか、よりも、購入可能な予算の範囲内であり、かつ、購入して良かった、住んで良かった、と思えることが、最も大切だと思っています。



私の場合
私は、新築マンションを購入しました。
新築のメリットは、自分が最初の入居者である、他人が住んだ形跡がどこにもない、ということでしょう。
気分的なものですが、その満足感は大きかった、と思います。
しかし、新築に強いこだわりがあったわけではなく、ここに住みたいと思った物件が新築だったという表現のほうがしっくりときます。


一方のデメリットは、建物完成前に契約するため、入居の直前まで細部が確認出来ない、ということでしょう。
私は、ここに住みたい、と直感と勢いで決めてしまいましたが、幸いにも大きなトラブルはありませんでした。
ただ、今思えば、運が良かっただけ、という気もしますので、大きな買い物は慎重すべき、とも思っています。



でも、私は、マンションを買い替える予定はありませんし、今後、不動産を購入することはないかもしれません。
だから、「新築か、中古か」を考えてもあまり意味もなく、もし、買い替える機会があったとしても、こだわりもあまりありません。
ただ、あまりにも築年数が長い中古は、建て替え問題までのカウントダウンが始まるかもしれないので、気をつけないと。