アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

「1億円以上貯めた地味な会社員」

プレジデントオンラインで、「1億円以上貯めた地味な会社員」に関する記事を読みました。



億り人の中には、投資や事業で大金を稼いだ人もいますが、一方で、会社員が無駄使いを控えて地味な生活を送りながら、蓄財した人たちもいます。
その中で、多くの人に共通する特徴があったと記事の中では述べられています。
その共通する特徴は3つあります。

1,保険に入っていない

2,節約をしていない

3,“何となく消費”はしていない


この記事を読んだときに、私は億り人ではないのですが、私も同じ、と思いました。


1,保険に入っていない
ここで言う保険とは、生命保険、医療保険を指しています。
日本の場合、社会保険制度が充実しており、生命保険に入っていなくても公的遺族年金があり、また、勤め先によっては死亡退職金が支払われます。
医療保険に入っていなくても高額療養費制度があり、支払いの上限が定められています。
その制度を理解した上で、どうしても、それだけでは賄えない分だけ、任意の生命保険、医療保険に加入するのであれば問題ないのですが、多くの日本人の場合、保険に加入し過ぎており、保険料が家計を圧迫しているケースも多くあります。



2,節約をしていない、 3,“何となく消費”はしていない
ここで言う節約とは無理な節約をしていないという意味です。
私は、無理な節約は、継続出来ないと考えています。
ただ、無駄な支出を控えることは行います。
私は物欲がそれほど強くなく、また、自宅が不用品であふれて乱雑な中で生活することは好きではありません。
不用品を購入することはお金の無駄、その収納スペースはスペースの無駄、だと考えています。
それどころか、不用品であふれていて、必要なモノまでどこにあるか、わからないような状況は、探す時間の無駄でもあります。



上記の3つを実施すれば、必ず、億り人になれるわけではありません。
しかし、同じ収入、同じ家族構成でも、上記3つの違いで、50歳、60歳の頃には、確実に、しかもかなりの差が金融資産に出てきます。
生命保険、医療保険だけでも、月3万円で計算すると年間36万円、40年で1440万円です。
無駄な支出も同じく月3万円だと40年で1440万円です。


投資が好きな人は、40年間の積み立ては、福利で計算すれば、さらに大きな金額になることがわかるはずです。


お金の使い方は、その人の価値観に依存するものでもあり、何が、正解というものではありませんが、意味の無いモノにお金を使うくらいなら、いざというときの蓄えとしたほうがいい、と私は考えています。


そのいざというときの蓄えが、住宅ローンの頭金だったり、子供の教育資金だったり、老後の資金にもなっていきます。