アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアに最適な時期

アーリーリタイアに最適な時期は、人によって、資産も価値観も異なるので、一概には言えません。
ただ、幾つかの側面から、論じることが出来ます。


資金の目途
アーリーリタイアすると給与所得が無くなるわけですから、資金の目途があることが大前提となります。
ただし、いくらの資金が必要かというのは、生活費が人によって異なるため、各人によって異なります。
雑誌や記事で、〇〇歳なら〇〇〇〇万円必要とありますが、鵜呑みにせずに、自分で計算しましょう。


また、公的年金は、資金の一要素ですが、多くの私的年金(企業年金、個人年金、iDeCo)との違いは終身年金だということです。
予想以上の長寿になった場合には、公的年金が大きな助けになります。
私は公的年金を老後の収入の一つとして見込んでいます。


仕事への熱量、意欲
仕事への熱量があり、意欲が高ければ、アーリーリタイアすることなく、仕事を続ける選択をするでしょう。
お金があって、かつ、高齢でも仕事を続ける人のエネルギーの源泉になっているのは、仕事への熱量、意欲です。
逆に仕事への熱量、意欲が低下しているのであれば、リタイアを検討する時期に来ていると言えます。


自由への憧れ
多く組織では、社内の理不尽、不合理な手続き、出来事、ハラスメントなどがあります。
就業中それらに納得出来ないことであっても受け入れる(あるいは受け流す)ことがあります。
ブラック企業は転職で脱出することが可能ですが、組織の中で仕事を続けることには変わりません。
そういった環境と縁を切り、別の世界で生きたいという欲求がアーリーリタイアへの原動力になることがあります。
逆に社会的な地位へのこだわりが強い人は、アーリーリタイアを選択することはないでしょう。



アーリーリタイアに最適な時期とは
私は、50歳まで仕事をしていたことに後悔はありませんし、また、50歳でアーリーリタイアしたことにも後悔はありません。
幸い、資金の目途もありました。
私の場合は、50歳でアーリーリタイアしたのが、最適だった、ということになります。


しかし、アーリーリタイアに最適な年齢は、一律に決まるものでもなく、人それぞれで自分で答えを見つけるものです。
ただ、40代前半より若いと資金的に難しいケースも多く、厚生年金も65歳まで働いたときと比較すると半額程度あるいは半額以下になります。
やはり、資金面で50歳前後あるいは50代が現実的になる人が多いのではないでしょうか。
50代後半だと早くもない、アーリーでもないという意見もあるでしょうが、それでもアーリーリタイアに最適な時期は自分で決めることであり、他人が評価する話ではありません。



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