アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア資金のために散財しない生活

散財しない生活
節約のお話ではありません。
無駄使いをしない、無駄な見栄を張らないというお話です。
無理な節約は長続きはしない、しかし、無駄使いをしない、無駄な見栄を張らないほうがいい、というのが私の考えです。
(ごくごく普通の考えです。)


収入、家族構成は人それぞれですが、無駄使い、無駄な見栄が支出を膨張させて、資金を貯めることが難しくなります。


幾つか、無駄使い、無駄な見栄の例を挙げてみました。
探せば、ほかにもあると思います。


<ギャンブルはしない>
競馬、競輪、競艇、パチンコ、スロットマシンはしない。
ギャンブルとは言われていないが、宝くじも買わない。


<キャバクラ、スナックに行かない>
私は知らない女性とお酒を飲んで楽しいとは思わないので、キャバクラ、スナックに通う人の気持ちがわかりません。
わからなくて、良かったとすら、思っています。


<分不相応な高級車は買わない>
30代以降は、キャッシュで買える車が一つの目安だと思います。
無理だ、という人は、中古車か、軽自動車を検討すべきでしょう。
私は軽自動車を購入したことはありませんが、初期費用、維持費用(税金含む)を考えるとコストパフォーマンスはいい、と断言出来ます。


<分不相応な住宅ローンは組まない>
多くの人にとって、住宅が人生で最も高額な買い物とされています。
住宅ローンを組むことは悪いのではなく、背伸びをし過ぎると返済不能になる可能性が高くなります。
仮に退職金で完済出来たとしても、リタイア後に資金がない、というのもその後の生活は苦しいしょう。


<社会保険制度を把握しており、生命保険、医療保険にお金をかけすぎない>
日本は社会保険制度が充実しています。
生命保険、医療保険は加入する前に社会保険制度を確認しましょう。


<税制を把握しており、税制上有利な投資、確定申告を行う>
税制を把握していれば、確実に節税は出来ます。


<お金のかからない趣味がある>
趣味はあったほうがいいですよね。



中には、幾つも当てはまらないお金持ちの友人、知人(例、ギャンブル好き、キャバクラ好き、高級外車大好きで3年毎に買い替え、社会保険・税制は無知、趣味で高額腕時計をコレクションなど)がいるというケースもあるでしょう。
でも、その人は、よっぽどの資産家か、よっぽどの高収入か、あるいは破綻する前か、何れかです。
普通の人ではありませんので、マネしないほうが堅実です。



私の場合
ちなみに私の20代の頃は、毎月の収入と支出が拮抗している時期もありましたが、入ってきたお金は全て使うという生活習慣が要因の一つだったと考えています。
20代では、社会人になって、学生時代よりも大きなお金が使えるようになります。
学生時代にない体験、学生時代に買えなかった物への興味、関心が強かったんだろうと思います。


仮に30歳を過ぎても、この生活習慣のままであれば、リタイア資金は貯まっていなかったでしょう。
お金が貯まり始めたのは30歳前後からだと思います。
20代よりも収入が増えたということもありますが、無駄使いの頻度が減っていきました。
リタイア資金を意識していた訳ではありませんが、自分なりにお金をかける価値があることか、考えるようになったんだと思います。


40歳を過ぎると、物欲が年齢とともに穏やかになっていく自覚がありました。
生活がシンプルになっていき、無駄使いすることもなくなります。
そうすると、それなりの収入があり、資産の運用もしていれば、自然と資金が貯まっていきます。


50歳になり、リタイア資金の所要額を計算してみたら、手元の資金で十分だとわかりました。
それなら、会社員生活は終わりでいいか、という結論になりました。