アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

ショッピングセンター飽和の時代

福岡にららぽーとが出来たそうです。
その記事の中で「ショッピングセンター飽和の時代」という表現がありました。
百貨店や小型のスーパーの閉店が続くことは広く知られていますが、大型のショッピングセンターですら、新規開店と閉店が拮抗しており、全体数としてはほぼ横ばいらしいです。


うちの周辺を見ても、大型の商業施設が飽和状態であり、駅前でも撤退する店舗、その空いたスペースに出店する店舗、建物ごと大規模なリニューアルする施設などが多くあります。


さらにインターネット通販もアマゾンだけでなく、ヨドバシドットコム、楽天、ヤフーと実店舗よりも品揃えが豊富なサイトが複数あり、商品によっては価格も安価に販売されていますので、売上が増加傾向にあるそうです。


利用者の側から見ると、選択肢が多くあること、お手軽に買い物が出来ること、商品によって実店舗とインターネット通販を使い分けることが出来ることなどメリットは大きいのですが、販売する側から見ると競争が年々激しくなっていく感じなのでしょう。


地方都市ではショッピングセンターが出来ると近隣の小規模の店舗の閉鎖が相次いで、買い物が出来る場所がショッピングセンターのみになり、少し離れたところにさらに大型のショッピングセンターが出来ると古くて狭いショッピングセンターで客離れが発生して閉鎖してしまい、自動車が無いと日常の買い物も不便になった、という話もあるそうです。
高齢になり、免許を返納したら、近隣のショッピングセンターが閉鎖して、買い物難民になった、という事例が増えるかもしれません。


少子高齢化で人口が減少傾向にあり、さらにインターネット通販でも商品の購入が手軽に出来る現代では、ショッピングセンターすら飽和の時代というのは、一時的なものではなく、今後も続くのでしょう。


うちの周辺は、最寄り駅がかなり利用客の多い駅で周辺に商業施設も多くありますので、今の住居に住んでいる限りは、買い物難民になることはない、かな。