アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

贅沢なリタイア生活って、どう?

無駄なく、無理な節約なく、ストレスが無く、居心地が良い生活が私の好みです。
ただ、人がうらやむような贅沢な生活をしている訳ではありません。


・自宅は分譲マンション
・普段の食事は自炊
・自動車は国産車
・部屋着はファストファッションもある
・ブランド品の所持はわずか
・猫がいるので旅行は日帰り
と、いわゆる中流階級の生活をしています。


それでは、もし、仮にリタイア資金が5倍、10倍あったら、生活のスタイルが変わるか、と聞かれたら、たぶん変わらないでしょう。
私にとって、贅沢は気分転換も兼ねてたまにするものであって、それは日常生活ではありませんし、高級品やブランド品で身の回りを固めたいという欲求もありません。
生活費を無理に圧縮していたり、あるいは経済的に困窮していたりすると、金銭的な制約がなくなれば、違う生活になるのでしょうが、今の私はそれには当てはまりません。
また、若い時ほど、いろんなことを経験したい、あるいはいろんなモノを所有したいという欲求がないということもあります。


もし、変わることがあるとしたら、思いつくのは以下の2点くらいです。
一つは、大規模自然災害が発生すると少額ながら寄付をしていますが、その金額を多めにします。
それは他人のために何か貢献したいという慈善活動とか、寄付をする自分を認めてもらいたいという承認欲求とか、というものではありません。
もっと単純にニュースで大地震、津波、台風・集中豪雨による水害などを見ると、大規模自然災害は多くの人の生活を一変させるほどの被害があり、わずかながらでも再建の足しになればと思うからしているだけです。
それ以外の理由はありませんし、それ以外の表現ではしっくりときません。
もう一つは、遺産の用途について、今よりも真剣に考えるでしょう。
リタイア資金が5倍、10倍あったら、確実にそれなりの金額が遺産として残ります。
そうなれば、その使途について自分の意志を反映させたい、という欲求が出てくる気がします。
今は、そういう欲求が出るほど、大きな金額の遺産は残らないと思っているので、それほど真剣に考えることもありませんが、何れは終活の一部として考えたいとは思っています。