アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後の人間関係は幸福の素?不幸の素?

人間関係は幸福度と相関が高い要素の一つとされています。


以前に自殺の原因の報告書を見たことがあります。
遺書があり、自殺の原因を特定出来る場合を分類すると、男性の場合は、多いほうから、経済・生活問題(経済的な困窮・生活苦を指す思われる)、健康問題、それに家庭問題、勤務問題が続いています。


この中で家庭内の問題、勤務先の問題の中に人間関係によるストレスが含まれています。
自殺の原因となり得るものは、問題が深刻であれば自殺という結果になる一方でストレスがない状態で順調であれば、幸福度が高くなると私は考えています。
経済的な状況、健康状態が良好でストレスが無ければ幸福度が高くなるように人間関係もストレスがなく良好であれば幸福度が高くなる、となります。


リタイアしていれば、職場の人間関係は疎遠になりますので、プライベートの人間関係(家族、親戚、友人、知人)が中心になります。
その中でも、在宅時間が長くなるとなれば、同居家族との人間関係が非常に大切、ということになります。
家族仲が良い人は幸福度が高いリタイア生活を送る確率が高くなるでしょうし、家族仲が良くもないという人は家族には大きく依存しない状況が幸福度が高くなるのでしょうね。
熟年離婚とか、別居婚とか、卒婚とかは、ストレスをため過ぎないようにする回避策とも言えます。


そう考えるとリタイア生活では、同居家族との人間関係は幸福の素でもあり、ストレスや不幸の素でもあります。


私は1人暮らしなので、同居の家族が幸福の素になることも不幸の素になることもありません。
同居している猫がいますが、お互いにマイペースで付かず離れずで暮らしています。
それくらいがちょうどいい関係です。
同居猫も良い関係だと幸福の素だ、と言えます。