アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

いまさらだが、セミリタイアって、何?

私は、セミリタイアではなく、フルリタイアです。
つまり、収入は運用益だけであり、就労収入はありません。
ただ、以前に副業について検討したこともあります。
(本業がリタイアなので、就労は副業になります。)
しかし、検討の結果、私には副業は向いていないという結論になりました。
私にはセミリタイアは向いていないということでもあります。


経済的に見れば、リタイア資産が十分にあって、就労していなければフルリタイアであり、一方でリタイア資産が不足する場合に(あるいは、十分にあっても)副業で収入を得るのであれば、セミリタイアということになるのでしょう。


しかし、セミリタイアの定義について、私、あまり理解していません。
例えば
・会社員を退職して、バイト・パートで生計を立てるのはセミリタイアなのか?
・会社員を退職して、Uターンで実家の農業を細々と営んでいるのはセミリタイアなのか?
・会社員を退職して、細々と飲食店を営んでいるのはセミリタイアなのか?
・会社員を退職して、不動産収入を得ているのはセミリタイアなのか?
さらに言うと
・会社員を定年退職して、シルバー人材センターで週数回仕事をするのはセミリタイアなのか?


こう書き出していくと、本人がセミリタイアだと言えばセミリタイアなのでしょうが、本人がバイトだ、農家だ、飲食店経営だ、不動産の大家だ、シルバー人材センターだと言えばそうなんでしょう。


セミリタイアというのは、本人の気持ちの問題なのかもしれません。
つまり、就労収入はあるが、フルタイムで働く意志はない人、かつ、セミリタイアを自認している人。
セミリタイアした人の数だけ、セミリタイアのパターンがありそうです。


私がセミリタイアと聞いて、思い出すのは、大橋巨泉(敬称略)です。
芸能界をセミリタイア宣言して、北半球の夏はカナダ、冬(=南半球の夏)はオーストラリア、ミュージーランドで過ごし、春と秋だけ、日本に滞在して、テレビに出演して収入を得ていました。
なかなか、真似出来る生活ではありませんが、自由奔放な暮らしでありながら季節限定で就労もしており、大橋巨泉らしいセミリタイア生活ですよね。



下記の記事は、私自身のセミリタイア、つまり副業を検討した状況です。(この頃から考えが変わっていません。)