アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

海外移住のリタイア生活を見て

以前は、東南アジア諸国は、日本よりも物価が安いこともあり、リタイア後の移住者生活の特集が記事やテレビで取り上げられていたのをよく見かけました。
最近は、物価の差が縮まったり、一部の品目については逆転して日本のほうが安価だったりしますが、その影響なのか、リタイア後の移住者生活の特集を見かけることもなくなりました。
年金で十分生活出来る、という前提で移住した人たちは、その後、どうしているのでしょうかね。
統計はないのですが、数年海外で過ごしたのちに日本に戻ってきている人も多いのではないでしょうか。


私は、会社員時代に仕事の出張やプライベートの旅行で東南アジアを何度か訪問したことがあります。
それほど長い滞在ではなく、せいぜい1週間程度でしょうか。
ただ、移住したい、長い間住みたい、と思ったことはありません。
理由は、幾つかあります。
・言葉の問題
英語はある程度話せますが、それでも日本語に比べると同等とは言えず、また、英語で長時間話していると疲労感があります。


・食事の問題
和食だけでなく、日本人好みの味付けというのがあります。
ラーメン、餃子、カレーライス、ハンバーグなどは、由来は海外ですが、日本人好みの味付けで美味しく食べられます。


・治安の問題
日本も以前よりは治安は悪いと言われるものの、海外に比べれば、夜、1人で歩いていても安全でしょう。


・気候の問題
近年は、日本の夏も非常に暑いのですが、7月下旬から8月下旬の1.5か月ほどを乗り切れば、9月以降は少しづつ過ごしやすい気候になっていきます。
東南アジアでは1年中、夏のような場所もあり、そうなるときつい。


私は、海外に住みたいと思ったことがないのは、日常生活は日本での生活が居心地が良く、海外は非日常的な場だととらえているからでしょう。
たまに旅行で出掛けるのであれば、海外旅行も良いかもしれませんが、長いフライトや待ち時間、空港と街の間の移動時間など、苦手というか、あまり好きではないんです。
だから、ここ何年も海外に行っていません。