アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

円安と日銀の介入

円安傾向が続き、日銀が為替介入することがあります。
為替の取引量が少ないタイミングのほうが介入の効果が大きいので、欧米の市場参加者が州内の取引を手仕舞う頃合いに介入するので、日本時間では金曜日の夜間から深夜にかけて、あるいは月曜日の朝に介入しています。


その前例が判断すると今晩もとなるのですが、為替の変動が大きかった週に介入するという傾向もあるようです。


ただ、過去の日銀の為替介入の翌週の動きを見ると比較的速やかに介入前の水準まで戻り、そして以前を超える円安水準に移行するという状況にあります。
つまり、日銀の為替介入は一時的に相場を動かすが、非常に短い期間に効果がなくなると言えます。
日銀が介入することで急激な円安を目論む投機筋の動きをけん制出来るという考えもありますが、一方で日銀が介入するとそれは一時的な円安であり市場が歪むのでそのタイミングでドルを仕入れる投機筋も出てくる気もします。


今晩はどうなるのでしょうか。
私は短期の売買はしないので、見物です。
ただ、今年に入ってからの急激な為替変動は収まって穏やかな動きになったほうが輸入品の値上げも多少は緩やかになってくれるでしょうから、生活者としては緩やかになって欲しいと思っています。