アーリーリタイアとライフプランニング
私の場合、アーリーリタイア後にファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。その知識がアーリーリタイア生活にいろいろな面で役立っています。
ファイナンシャルプランナーのテキストにライフプランニングという言葉があり、そのツールとして、ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートが紹介されています。
ライフプランニング
ライフプランを立案すること。
ファイナンシャルプランナーがライフプランという言葉を使う場合は、「資金」面のライフプランを指すことが多い。
ライフイベント表
将来のイベントと必要な金額を時系列に書き出した表。
キャッシュフロー表
将来の収支状況と貯蓄残高をまとめた表。
個人バランスシート
個人の資産と負債のバランスシートにまとめた表。
日本FP協会のWebサイトでライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートのサンプルなどが確認出来ます。
私の場合、85歳まで生存と仮定して、50歳のときに85歳までの支出、収入を見積り、85歳での金融資産残高を下記の計算式で算出しました。
85歳での金融資産残高=現在の金融資産残高+85歳までの収入-85歳までの支出
資金面のライフプランニングをかなり簡便に行ったことになります。退職時には予定が決まっていなかったため、作成時期は退職後でしたが。
リタイアメントプラン
退職期以降のライフプランのことをリタイアメントプランと呼ぶことがあります。
アーリーリタイア生活を目指す方、定年間近の方は、自分なりのリタイアメントプランを作成することで、将来のリタイアメント生活の見通しを良くするであろう、と感じます。
プランの作成に際して、形式にこだわる必要は無く、それよりも作成したリタイアメントプランを定期的に見直して、必要に応じてアップデイトしていくことでプランの精度が向上していくことになります。