アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

60歳時点の資産残高の目標とその先

60歳時点の資産残高の目標さらにその先
私は、60歳時点の資産残高の目標金額を設定しています。
老後になる前の、いわゆる中間目標のようなものです。
それを達成したら、平均寿命をかなり超えても経済的にはやっていけるでしょう。
今のところは95%以上の確率でその目標金額は達成出来るんだろう、と見込んでいます。


私の場合、60歳になると公的年金は(繰り上げしない限り)まだ支給されませんが
個人年金、企業年金の支給が開始されます。
一方で国民年金掛け金の納付がなくなります。
(学生時代の未納期間を任意加入で補えば2年余り納付が延長されます。)
だから、今よりも収入が増えて、支出が減ることになります。
実際は物価高、増税、社会保険料アップがあり、支出は増える要素もありますが、それでも収入アップ分で十分に支出増をカバー出来るでしょう。


そして、65歳になると(繰り上げ・繰り下げをしない限り)公的年金の支給が始まります。
この時点で収支は拮抗する(あるいは収入が支出を上回るかも)と予想しています。


70歳を超えると個人年金は停止して収入が減少するのですが、一方で自動車免許を返納する予定なので、支出も減ります。


つまり、60歳以上になれば、資産の減少が非常に緩やかになっていきます。
今でも株価や為替の動きに一喜一憂することはありませんが、今以上に穏やか?に過ごすことでしょう。


将来の収支の計算
85歳までの将来の大雑把な収支の予測をしており、毎月月末に資産残高をアップデイトしています。
この月末の5分程度の作業が、自分の経済的な位置を再確認することになります。
自分の経済的な位置を再確認ことが、安心にもつながっています。


大雑把な計算であり、細かい計算はしていない理由は、物価高、増税、社会保険料アップが正確に予測することが非常に困難であるからためです。
その代わり、支出は多め、資産運用益は少なめでかなり余裕をみて、計算しています。


リタイアして何年か経過しましたが、そのやり方で十分です。