アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後に資産はわずかに減ったが許容範囲内

私の場合、数年間のリタイア生活で資産はわずかに減少していますが、ほぼ横ばいです。
当初の予定では、年間に資産の2%前後の利子・配当収入があり、4%前後の支出がある見込みで年々減少していく予定でした。
実際に収入・支出は、ほぼ計算通りだったのですが、差額の2%程度が評価増で埋められて、結果としてはほぼ横ばいの微減になっています。
当初予定と比較すれば、十分に許容範囲内と言えるでしょう。


リタイア後のこの数年間ですが、為替が変動したり、株価が変動したりしたのですが、毎月末に自分の資産の増減を確認しています。
私の場合は、構成する資産の何かが上がると何かが下がるという状況で、資産の増減の幅が限定的です。


私の資産構成を見ると、同時に
円高(外貨建ての評価額が下がる)、
株安(株の評価額が下がる)、
金利高(債券の評価額が下がる)、
不動産安(J-RIETの評価額が下がる)
となるとそれなりに資産評価額が減少するのですが、一時的ならば(数年程度ならば)それでも良しと考えています。
(そもそも、円高、株安、金利高、不動産安が同時に起こることがあるのか疑問ですけど。)


資産評価額が一時的に減少しても数年は生活出来る程度の価格変動しない円建ての資産がありますので、それを取り崩しながら生活することが出来ます。
未来永劫に資産評価額が暴落した状態だとさすがに困りますが、それでも支出をコントロールすれば乗り切れると思っています。


資産の減少に関する許容範囲内が大きいほど、一喜一憂することなく、資産運用が出来ます。
極端な話をすると生きている間に資産が枯渇しなければよい、と考えるようになりました。
だから、株価、為替の変動は、確認はしますが、ドキドキすることはなくなりました。