アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

仕組債は買わない

仕組債の広告をよく見かけます。
よくあるのが、高金利の株価連動債ですが、元本保証なしです。
見かけ上は高金利なのですが、それは株価がある価格以上の場合であり、株価が下落すると元本割れを起こし、償還額の下限がないので、株価が暴落すると償還額も暴落します。
リスクは株価とほぼ同等なのですが、リターンが上限があるので、リターンがリスクに見合わないと私は考えています。
そのため、仕組債は私の投資の対象外です。
(仕組債よりも株を購入したほうがリターンも大きく、売却時期も自分で決められるのでリスクもある程度はコントロール出来ると考えています。)


しかし、この仕組債ですが、円が低金利の時代には見かけの高金利に釣られて買う人がそれなりにいます。
ただ、購入者がリスクを十分に理解出来ていないケースもあり、揉め事の原因にもなっているようです。


こんな記事を見つけました。

「仕組み債」と呼ばれる複雑な金融商品の販売を巡り、日本証券業協会が新たな自主ルールを設ける。

一見、利回りが高くても市場の急変で資産が大きく目減りするリスクがあり、損失を被った個人から苦情が続出している。今後の販売には投資経験や保有資産全体の余裕度合いなど条件を満たすよう求める。


今でも販売する金融機関にはリスクを説明する義務があるのですが、購入する人はおそらく十分に理解していないのでしょう。
私からすると、リスクを十分に理解している人は仕組債は絶対に買わないはず、と思っています。


トラブルが合っても金融機関が仕組債の販売を続ける理由は販売手数料が高額だからでしょう。