アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

東大入学式の祝辞の記事を見て

東大入学式の祝辞が記事になっていました。


<祝辞の全文はこちらから>

メッセージが分かりやすくて、今後の各分野を背負っていく東大の新入生に向けて、良く練られた祝辞だと思います。


その祝辞の一部に以下の文章があります。

好きなことをやってないと、幸せの尺度が「自分が他人にどう評価されているか」になってしまう。

それではうまくいかないときに持たないです。

他人の評価を気にする他人の人生ではなく、自分がやりたいことに突き進む自分の人生を生きてください。


この文章には耳が痛い思いがします。
私の場合は、仕事で稼ぐためにはどういう仕事が稼げるのか、ということで仕事を選んだ面もありました。
生活を支えていく上で稼ぐことも非常に大切なのですが、自分の熱意や情熱を注ぎこみたいと思える仕事が天職なんだろう、と今は思っています。


一方で稼がないと生活していけないので、今考えても、この「稼ぐ」と「やりたいことに突き進む」の両立がなかなか難しいものです。
「稼ぐ」だけを考えているとリタイア資金が確保出来たら、私のようにアーリーリタイアしようかな、という気分になります。
仕事で「やりたいことに突き進む」人は、こういう思考にはならないんでしょう。
生涯働くのは嫌だ、という人もいるでしょうが、それは仕事が嫌いだという意味であって、「やりたいことに突き進む」人にはまた別の人生があるんだろう、ということです。