アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

純金融資産1億円で富裕層は時代に合わない

富裕層という言葉があります。
野村総研では、「純金融資産保有額」が1億円以上を富裕層としています。
(さらに5億円以上であれば超富裕層としている。)


この富裕層という言葉も、そろそろ定義を見直して、10億円以上で見たほうが言葉に合うのではないでしょうか。


1億円だと、普通の会社員が夫婦フルタイム共働きで節約生活すれば手が届きます。
また、東京で資金1億円持っていても、利便性の良い立地に70平米で3LDKのマンションをキャッシュで購入すると手元の資金がなくなります。
これでは富裕層とは言えません。


一方の10億円だと、たとえ高学歴エリート会社員夫婦がフルタイム共働きでも、どちらかが大手企業役員にまでなって、多額の報酬を手にしない限り、手が届きません。
大手企業役員でなければ、事業の経営者(開業医、弁護士事務所を含む)、大手企業の創業家一族、超売れっ子の芸能人・音楽家・作家などでしょうか。


普通の人が節約生活しても届かないレベルの資産を持つのが富裕層としたほうが、言葉の定義としてはしっくりと来ます。


仮に10億円以上の人を富裕層とすると、1億円以上は小金持ち、5億円以上は富裕層予備軍かな。
別にバカにしているわけではありませんが、適当な言葉が見当たりません。


ちなみに私は、現在の純金融資産(金額は内緒)に加えて、自宅マンションの査定額、将来の年金受取額を合計すれば、1億円は余裕で超えますが、10億円には全く手が届きません。
普通の会社員でしたから、そんなもんです。