マツコ・デラックス（敬称略）の貯金の噂話を見つけました。

「現在の水準の収入を10年間ほど継続しているマツコさんの貯金額は、20億円ほどではないでしょうか。

貯め方が少し特殊みたいで、“決済用普通預金で貯めている”と以前テレビ番組で明かしていました」（前出・芸能関係者）

他人の貯金をネタに記事にするとはゲスだな、と思いつつ、引用しました。
私が注目したのは決済用普通預金です。
日本の銀行は預金者保護のため、銀行が破綻しても、上限一千万円までは払い戻しを受けることは良く知られています。
しかし、利息がつかない決済性預金の場合は、一千万円を超えても全額保護されます。
決済用普通預金はその1つです。

預金保護を受ける目的で、上限を一千万円にして、複数の銀行口座を分けている人がいます。
しかし、決済用普通預金にすれば全額保護されるので、そうすれば口座残高が一千万円を超えるたびに新しい銀行口座を開設する必要もありません。

私の資産は預金以外にも株式、J-RIET、債券などに広く分散されていますので、預金が一千万円を超えることはありません。
一千万円以上の金融資産を保有している人は分散しているのが多数派でしょう。

しかし、自分が生涯生活していけるだけの資産があると、もう、お金を増やすことには関心がない人たちもいます。
やることは元本割れのリスクを回避するだけです。
マツコも、そういう人なんでしょう、と思った、という話です。