「富裕層の節約術」、「富裕層のお金の使い方」のたぐいのネット記事をときどき見かけます。

しかし、富裕層は、純金融資産１億円以上で区切っただけのカテゴリーであり、職業もバラバラ、学歴もバラバラ、資産を増やした方法（給与所得、事業所得、不動産所得、金融所得、遺産など）もバラバラであり、純金融資産以外に何の共通点もありません。

「富裕層の節約術」、「富裕層のお金の使い方」のたぐいのネット記事は、統計的な裏付けがある訳ではありません。
富裕層を目指す普通の人をターゲットにして、記事を仕上げたものなのでしょう。
だから、タイトルとしては、「富裕層を目指す普通の人のための節約術」、とか「富裕層を目指す普通の人のためのお金の使い方」というほうが記事の内容を表しているのでしょう。
でも、そういうタイトルにすると、インパクトがないので、アクセス数が稼げないのでしょう。

しかし、普通の人は、節約だけでは、富裕層にはなかなかたどり着きません。
やっぱり、本業で稼いで、支出をコントロールして貯蓄を増やして、資産運用でさらに増やすのが正攻法でしょう。