アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

不動産投資をしない人

私は、不動産投資をしない人です。


理由は、幾つかありますが、大きな理由は2つです。


<自分の目利きが信用出来ない>
収益性を考慮した不動産に関する自分の目利きを全く信用していません。
賃貸用に不動産を購入すると、周辺の賃貸物件がライバルになりますが、ライバルに負けないように借り手を捕まえて、賃貸収入を維持し、さらに出口戦略として将来の不動産動向を見極めて、売却のタイミングを決める必要があります。
しかし、私よりもはるかに情報量も多く、経験が豊富な街の不動産屋、不動産会社に勤務している会社員、大都市部の地主にとても勝てる気がしません。
つまり、自分よりも上手のプレイヤーがたくさんいるということです。


<資産が分散出来ない>
今の私の資産では賃貸用不動産を購入すると、全資産に占めるその不動産物件の比率はかなり高くなります。
そうすると、私の資産運用は、不動産物件に大きく依存することになり、そこで大きな損失を出すと経済的に困窮する可能性があります。
1つの事象に大きく依存する資産運用は、私の好みではありません。


例外として、J-RIETは保有しています。
こちらは、小口で購入出来ますし、市場で売却も出来ます。
将来の価格動向は分からないのですが、保有しているJ-RIETは、さほど大きな金額ではないので、価格が下落しても損失は限定的です。



ちなみに、今の住居は分譲マンションですが、自己所有です。
しかし、これは投資とは考えておらず、自分の生活に必要な住居として購入しました。
最近は、うちの周辺も不動産価格が上昇傾向であり、それに合わせてうちの売買価格は上昇しているはずです。
ただ、もともと売るつもりがないので、自分のうちの売買価格でありながら、自分には関係のない話のように感じます。
売買価格よりも、いざ売ろうというときに売れるか、どうか、のほうが気になります。
都市部にありますので、私が生きている間であれば、十分売れるだろうと見込んでいます。