私は入るお墓が決まっています。
父のお墓に、何れは母も入り、私も入ります。
父の実家のお墓は、田舎に別のお墓としてあります。
しかし、そこだと遠すぎる、もっと近くて墓参りに行きやすい場所がいい、というのが母の希望であり、最近、大都市部で見かける堂内墓（大きな建物内に納骨されている）が父のお墓になりました。

だから、自分でお墓を選ぶ、ということはありません。
特にそれに不満があるわけではありません。

一方で、自然葬の記事を見ることがあります。
自然葬というのは、従来の形式の墓ではなく、遺骨や遺灰を自然にかえすことです。
大きな木の根元に遺骨や遺灰を埋葬する樹木葬や海に遺骨・遺灰をまく海洋散骨などがその例になります。

お墓は納骨する場所というだけでなく、残された遺族が故人をしのぶために墓参りをする場所という意味合いがあります。
そういう意味では、子供も孫もいない私の場合は、自然葬でも良いんだろう、とも思います。
ただ、自然葬にこだわりがあるわけでもないので、父と同じ墓に入ることになるでしょう。