テレビ番組の紹介記事で、「月曜から夜ふかし」で9億円の売却提案を断った92歳女性の話が記事になっていました。

中央区の古い一軒家では、周辺の地価公示価格1㎡約226万円の超一等地を訪問。

家に住む92歳女性は「一番凄かったときは9億円で買いに来た」と不動産屋が提案してきた驚きの売却価格を明かした。

ディレクターから「なぜ売らないのか」と尋ねられると「9億円もらってどうするのよ！お金なんてものは死んだら持って行かれないのだから、今使うだけあればいいんだよ」とキッパリ言い切った。

この話に出てくる超一等地の一軒家だと、固定資産税だけでも毎年結構な金額になります。
それを払って、生活出来るということは、この一軒家以外にもかなりの資産があるか、あるいは年金以外の収入があるか、いずれかでしょう。
もし、そうであれば、経済的には全く不自由しておらず、しかも、高齢になると、引っ越しは負担にもなるので、いくら積まれても売らない、という気持ちも分かります。
売却金額に違いこそあれども、家を売るときは、お金が必要なときか、住居を変えるときなので、どちらにも該当しなければ、大部分の人は家を売りません。

私も売るつもりがないので、マンション買います、のチラシが毎日のように投函されても、売りません。