アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイアの適齢期

リタイアにも適齢期というか、条件があります。


1,仕事への情熱や関心が薄くなった。
この条件に一致しない人は生涯現役となる。
会社員ではあまりいないが、飲食店経営、農家、漁業で生涯現役、あるいは体が動く間は現役の人たちはいる。


2,仕事を辞めても生涯の生活費が捻出出来る。
この条件に一致しない人は何歳になっても就労収入が必要になる。


3,同居親族がいる場合は、同意が必要になる。
この条件を満たす必要がない単身者はリタイアするのは自分自身の判断になる。
統計はないが、単身者のほうがアーリーリタイアする人が多い気がする。



年齢でいうと、条件が揃うのは、50歳前後からでしょう。
それまでに人並みの生涯年収程度に稼ぐか、あるいは、資産運用で増やすかすることになります。
それよりも早くリタイアしたい人もいるでしょうが、40代前半までに生涯の生活費の確保は、かなりハードルが高いでしょう。
大卒だと20年程度しか働いておらず、会社側に雇用義務のある65歳まで働く人の半分以下の期間になります。
かなりの倹約生活をすれば別ですが、半分の期間しか働かないで、人並みの資産を築くのは、困難でしょう。


条件が揃う人が50歳前後から出てくるという話であり、かなりの個人差、バラつきがあります。
経済的に余力がある人は、何歳まで働くのか、自分で決めましょう。
余力がない人は、余力が出来るまで働き続けることになります。