アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

若い頃からリタイア資金の貯蓄をすべきか

リタイア資金の話の中で、いつから貯蓄を始めるべきか、という話があります。


公的年金には皆が加入しますので、それ以外の話になります。
私自身は、若い頃に勤めていた会社の企業年金があり、また、個人年金保険にも加入していましたが、どちらも加入は偶発的なものです。
若い頃に深くリタイア資金について深く考えたことは、ありませんでした。
しかしながら、この企業年金と個人年金保険については、今となっては、あって良かったと思っています。
アーリーリタイアすると65歳まで勤めた場合と比較すると公的年金が少なくなります。
私の場合は、その少なくなった分を補うのが企業年金であり、個人年金保険になります。
しかも、多少のおつりがあります。


自分は若い頃にリタイア資金を考えたことがなかったのに、こんなことを言うのは矛盾していると思われるかもしれませんが、やはり、少額でも若い頃からリタイア資金の貯蓄を始めたほうが良いでしょう。


何事にも経験や練習が必要であり、投資や税制についても同様に経験や練習が必要です。
今の時代は、iDeCoやNISAがありますので、それらを利用すれば税制上も有利になります。


そして、ある程度の知識と経験があれば、投資の余力が出来たときに、必要以上のリスクをとることもなく、適切な投資行動が出来るようになっていくのでしょう。


私は、若い頃に株や外貨の売買をやっていましたが、それはリタイア資金を目的にしたものではなく、ゲームのような感覚でした。
投資をして、お金を増やすゲームです。
でも、このときの経験が今でも土台になっており、また、そのときの資産がアーリーリタイアの実現を手助けしてくれた面もあります。