アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後の収入の多角化

会社員の公的年金は2階建てと言われています。
1階部分が国民年金、そして2階部分が厚生年金です。


さらにその上に3階部分として私的年金(企業年金、個人年金、iDeCoなど)があります。


年金以外の収入を得ている高齢者もいます。
運用益、不動産収入
これを4階部分とします。


それでも足りない人は働いて、就労収入を得ます。


私は、1階の国民年金、2階の厚生年金に加えて、3階の企業年金、個人年金、4階の運用益があります。
まだ、年金受給前の年齢ですが、最近思うのは、3階部分の企業年金、個人年金の存在は大きな金額でなくても収入面で安心感を与えてくれます。


だから、若い頃から3階部分について考えたほうが良いと思っています。
将来は、マクロ経済スライドで公的年金は実質的に目減りするでしょうし、何か別の収入で生活費を補う必要があります。
もし、リタイア時点で資産が築けていれば、運用益や資産を取り崩すことで収入の不足部分を補うことが出来ますが、資産が十分でなければ、働いて就労収入を得ることが必須になります。


でも、若い時は、老後の前にイベント(結婚、子育て、マイホーム取得、転職など)がたくさんあって、老後のことまではなかなか考えられないものです。
さらに難しいのは、老後のためにやって良かったと思うのは、老後になってからであり、若い頃には実感出来ないから、後手後手になりがちなのでしょう。
それでも、40歳を超えた人は、老後の収入の多角化について考えるべきでしょう、というか、少しでも考えたほうが良いよ。
老後でも資産と収入は頼りになりますし、あると心にも余裕が持てます。