物価高でもリタイア後に資金を枯渇させないためには
物価高でもリタイア後に資金を枯渇させないためには、その人の資産の大小にもよりますが、3パターンに集約されるのではないでしょうか。
1,資産が十分でないなら、働いて収入を得る。
60代の就労者の割合は、年々上昇を続けており、すでに50%を突破しています。
就労目的の調査結果をみると、生活費のため、生活にゆとりをもたせるため等のお金を目的とした回答が上位に来ます。
今後も、このパターンが主流なのでしょう。
2,そこそこの資産があるなら、資産運用することで、資産が実質的に目減りすることを避ける。
私は、このパターンです。
資産運用も増やすというよりは、物価高でも実質的に目減りしなければ良い、という考えでいます。
株価の下落局面でもやり過ごすことが出来るくらいの胆力が必要になりますが、別の言い方をすると欲を出さずに幅広く分散投資していれば、(儲けも限定的ですが)下落の影響も限定的になります。
3,資産が膨大にあれば、どうにでもなる。
資産が膨大にあれば、ギャンブルで散財したり、詐欺で騙されて巻き上げられるようなことがなければ、また、王族のような生活をしなければ、生活費はしれていますので、どうにでもなります。
ただ、通常の会社員では、このレベルの資産を築くことは困難です。
だから、普通の会社員は、1か、2になります。