アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと投資詐欺


大規模な投資詐欺をニュースで目にすることがあります。あるいは、詐欺とはされていないが、多額の投資資金を集めて、経営破綻するニュースもあります。
被害者の大部分は高齢者で、リタイア資金から多額の投資をしたが、回収不能となるケースも多く見られます。


私は、投資詐欺の被害にあったことはありませんが、投資の反省点は幾つもあります。
反省点を簡単にまとめると「知らないもの・良く分からないものに投資するな。制度・税金はちゃんと調べろ。」の2点です。


その中で投資詐欺にあわないようにするためには、
知らないもの・良く分からないものに投資するな。
です。該当するモノが詐欺とは限りませんが、該当すれば投資すべきではありません。


投資詐欺には、幾つかのパターンがあります。
代表的なパターンが、
・リスク無くハイリターンが得られる
・元本保証で、高配当が得られる
というモノです。
銀行の貸出金利を大きく上回るリターン、高配当は、仮に合法であっても通常は元本割れのリスクがあります。
事業主が、銀行の貸出金利を大きく上回るリターンを確保出来るのであれば、銀行から借り入れすればいい話です。銀行の貸出金利よりもはるかに高い金利で不特定多数の投資家から資金を募集するのであれば、元本割れのリスクが高いか、あるいは投資詐欺の何れか、という話になります。


投資に関しては、「甘い話には罠がある(うまい話には裏がある)」の格言は100%当てはまります。
老後にリタイア資金を詐欺で失うと、路頭に迷います。
そのようなことがないように「甘い話には罠がある(うまい話には裏がある)」と肝に銘じておくべきでしょう。


振り込め詐欺、特殊詐欺もそうですが、被害者の多くは自分は詐欺には騙されないと思っていたと言います。騙す側の経験値が高くなり、騙す確率の高い手法になってきた、ということでしょう。


最後になりましたが、投資詐欺への注意喚起を行っている金融庁のWebサイトです。
非常に良く出来ています。投資詐欺の手口も非常に巧妙になっていることがわかります。