アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと銀行口座解約


現在は利用しておらず、休眠口座になっている銀行口座が13口座(3大メガバンクだけで9口座、その他4口座)ありましたが、全て解約しました。これらの中で自分の意思で作成した銀行口座は、ほとんどありません。


なぜ、こんなに銀行口座を持つことになったのか、理由を、列挙します。
・以前の賃貸住宅の口座引き落としに必要な銀行口座(銀行は大家が指定)


・以前の駐車場の口座引き落としに必要な銀行口座(銀行は駐車場所有者が指定)


・学生時代のアルバイト代の振り込みに必要な銀行口座(銀行はバイト先が指定)


・社会人になり勤務先の経費精算の振り込みに必要な銀行口座(銀行は勤務先が指定)


・20代の頃の自動車ローンに必要な銀行口座(銀行ローンのため銀行より指定)


・銀行に就職した友人が新規口座獲得のノルマがあり、その友人に依頼されて作成した銀行口座(この類で数口座作成) など



数が多く、古い口座なので、いろいろと手間取りました。


・口座の開設から解約までの間に合併した銀行も多く、合併前の銀行口座は支店では確認できず、支店からセンターに問い合わせるため、時間がかかるものがあった
(銀行の閉店時間に銀行側の解約手続きが完了せず、待っている間に支店のシャッターが閉じてしまい、手続き完了後に従業員用非常口が出してもらうこととなった)


・当日は確認出来ないので後日郵送で結果を知らせるという口座もあった


・しばらく使用していない口座は、口座を開設した支店でないと解約手続きが出来ないものがあり、その支店まで出向く必要があった


・現住所の近隣に該当の銀行支店が無いため、自動車で1時間弱かけて、支店に出向くことがあった


・ネット銀行から本人確認のため、口座開設当時の住所の記載が求められたが、その当時どこに住んでいたか曖昧で正確な記載が出来なかったため、記載不備で返送されてきた
(その後、電話で問い合わせたところ、わからない旨を記載して再送してくれとのこと。その後、無事に解約。)



教訓として、以下のことが言えます。
古い休眠口座の解約は、手間がかかるため、時間があるときにやってしまったほうがいい。そうしないと、万が一、ぽっくりと突然死してしまったら、遺族の負担が大きい。


特に50代以上の人は、銀行が新規口座獲得に力を入れていた時代に社会人だったので、私と同じような理由で休眠口座を複数保有している人も多いと思います。


手間が掛かりますが、残高がないと思っていた口座でも数百円、数千円と残高があり、全部足すとちょっとしたお小遣い程度になるかもしれません。
(私はそうでした。)



ちなみに私の場合、現在利用している銀行口座は、新生銀行と三井住友信託銀行です。


メイン口座の新生銀行は、コンビニのATMが無料で利用可であり、振り込み手数料も無料です。現在は、他のネット銀行、コンビニ銀行でも同様なサービスを提供していますが、20年前はそのようなサービスを提供している銀行はわずかでした。
ATM、振り込み手数料を無料で利用するための条件が以前よりも厳しくなっていますが、私のほうもATMで現金を引き出す機会が減り、振り込みを利用する機会も減ったので、問題ありません。


もう一つの三井住友信託銀行ですが、住宅ローンを組んだ際に作成した口座です。現在は、固定資産税振替、水道料金振替等、限定された用途です。自治体によるのですが、固定資産税振替、水道料金振替に新生銀行が利用出来ないためです。


銀行口座を一つにまとめることも検討したのですが、メインを新生銀行、固定資産税振替、水道料金振替を三井住友信託銀行と使い分けたほうが都合が良いです。
また、比較的規模が小さい新生銀行が万が一破綻した場合にメガバンク系列で破綻の可能性が低い三井住友信託銀行にクレジットカード引き落としなどを移行すれば、速やかに乗り切れるかな、と思いながら、2つ維持することにしました。


銀行は破綻しないのが一番いいんですが、コロナ不況でどうなるのでしょうか、景気動向を見守っていきます。