アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイアしたけど、現役の人

リタイアしたけど、現役の人
ときどき、テレビや記事で、会社員はリタイアしたけど、現役のように働いている人を見ることがあります。
例えば、休耕していた実家の田畑を再び耕作していたり、実家の山林の手入れをしていたり。
あるいは、小さな飲食店を開店したり、観光ガイドをしていたり。
こういうのをライフシフト、あるいはマルチステージの人生というのだろう、と思っています。
特にテレビで取り上げるような人たちは、生き生きと働いているように見え、羨ましいとすら思うこともあります。
ただ、実際には、テレビで取り上げられないような苦労が多くあり、続けていくのは容易ではないんだろう、とも思います。



リタイア後に蕎麦屋の開業
リタイア後に蕎麦屋を始めたがる人の話の記事もよくあります。
ただ、開業資金が必要となり、飲食店の運営は大変だから、生半可な気持ちであれば、やめておけ、というアドバイスになっていることが多いようです。
考えてみれば、それが当然であり、真っ当な指摘です。
本人としては手間暇を惜しまずに良心的な価格設定をしているつもりでも、客商売ですから、評価は客がすることになり、客の評価が伴わないと赤字が累積してしまい、債務を抱えて閉店、という末路も珍しくないようです。


テレビで取り上げるような人たちは、生き生きと働いているように見えますが、そういう人たちは、一部であり、さらにテレビ映えするように脚色があるんだろう、と思います。


私も一時期は副業(本業が無い副業なので、片手間のお仕事)を検討したことがあります。
ただ、こちらは副業のつもりでも、ビジネスになれば、取引先、顧客からすると、こちらが本業か、副業かは関係ない訳ですから、片手間のお仕事という生半可な気持ちであれば、やらない、という結論になりました。



「ポツンと一軒家」、「人生の楽園」
テレビ番組の「ポツンと一軒家」とか、「人生の楽園」とか、リタイアしたけど現役の人がときどき出て来ます。
テレビで見ている分には、新しい環境の中で取り組んでいる姿勢は、興味をひきますし、こういう生活もいいかも、と思いますが、蕎麦屋の話や以前に自分が副業を検討したことを思い出すと、自分には厳しいな、という結論になります。


テレビを見て、楽しむ程度が私には、ちょうどいいのでしょう。


新版 おいしい蕎麦の店 首都圏版
新版 おいしい蕎麦の店 首都圏版
ぴあ
Digital Ebook Purchas