アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア資金は、ズバリいくら必要か?

まず、最初にお断りしておきますが、私は必要なリタイア資金の金額は自分で計算しないとわからない、という考えです。
家族構成、ライフスタイル、年金受給額などが異なるため、必要なリタイア資金の金額は、各人で異なります。
雑誌やネットで、〇〇歳ならリタイア資金は〇〇〇〇万円必要、という記事を見かけることがありますが、年齢で一律に決まるものではないので、当てになりません。


しかし、中には、平均値を当てはめても意味はないことは分かっているが、それでも、必要なリタイア資金の平均値を知りたい、という人もいるかも、ということでこの記事を書いています。
(意味はないことは分かっているが、それでも知りたいというのは矛盾していますけど。)



以前に別の記事で、50歳、60歳、65歳でリタイアするためには、幾ら必要か、平均値を使って、計算したことがあります。
「2,000万円問題」で注目を浴びた金融庁のレポートをベースに計算しました。
必要なリタイア資金の金額は、ズバリ、
50歳でアーリーリタイアするのであれば、最低6,740万円必要。
60歳でアーリーリタイアするのであれば、最低3,580万円必要。
65歳で定年リタイアするのであれば、最低2,000万円必要。(ここから2000万円問題と呼ばれるようになる。)



ただし、「2,000万円問題」で注目を浴びた金融庁のレポートにも以下の記述があります。
「この金額はあくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。」


つまり、
必要なリタイア資金の金額は自分で計算しないとわからない、
というオチになっています。
やっぱり、平均値を個人に当てはめても意味が無い、という結論でした。




平均値で計算したリタイア資金の前提条件、計算式はこちらの記事を確認して下さい。
40歳、45歳の場合も知りたいという方はご自身で計算して下さい。簡単な計算です。


リタイア資金は自分で計算しないと分かりません、という趣旨で書いた記事です。

2000万円もってないオレたちはどう生きるか──60歳からのリアル
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自由国民社