アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと節約と浪費

節約に励む人
アーリーリタイア生活に入ると節約に励む人がいます。


収入が大きく減り、リタイア資金を枯渇させないために節約を始めるのですが、ブログで節約をネタにしている人もおり、その節約の努力、工夫、熱意、生活力は凄まじいものがあります。
人によっては、節約がゲームのようになっている気すらします。今月の生活費が予算以内で収まれば、今月のステージをクリア、予算との差額はボーナスポイントとして、来月以降のステージに繰り越す、というゲームでしょうか。


浪費に走る人
一方で浪費に走る人もいます。


特にリタイア直後で退職金を手にした場合に、会社員時代のストレスを発散するかの如く、散財する人もいるようです。また、時間もたっぷりとありますので、時間的制約で旅行が出来ない、買い物が出来ないということもなくなりますので、かなりの勢いで支出をすることが可能になります。
昔は、浪費は悪のような風潮がありましたが、コロナ禍以降は「経済を回す」という言葉が免罪符のように使われ始め、以前とは逆に支出は社会貢献のように言う人も多く出て来ました。


私の場合
私の場合は、もともと高級品への憧れが、強くないほうです。さらにアーリーリタイア生活になってからは、モノを購入する際に、特に高額のモノや大きくてスペースが必要なモノは、以前にも増して、本当に必要なモノか、よく考えてから購入するようになりました。安いからといって、使いもしないモノを購入することはありません。(だから福袋のように中身がわからないモノは買いません。)
この使わないモノは買わない、というのは個人の生活のスタイルのなのですが、結果として節約としての効果もあります。


また、固定費に関しては、契約の見直しを行い、わずかな金額ですが、生活の質を落とさずに支出を減らす、ということを行いました。


それで、資金が枯渇することなく、生活が維持出来る見込みとなったので、自分のペースで支出しています。極端に節約することもなく、浪費することもなく、自分の中では、普通の生活です。


自分のペースで
この自分のペース、普通の生活が人それぞれですし、さらには自分のペースを見失う人もいる、それが周囲からは、節約・浪費と映るのでしょう。お金の使い方は、本当にひとそれぞれ、と感じます。
しかしながら、節約生活でも浪費生活でも、資金が枯渇することなく、生活が維持出来て、その生活を本人・家族が納得しているのであれば、特に問題だと思いません。よろしいのではないでしょうか。


特に富裕層の人は、どんどん消費支出を増やして、「経済を回す」ことに貢献して頂いたほうが、多くの人にお金が回ってきます。


富裕層の皆さん、よろしくお願い致します。