アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと資金計画―補足(Q&A)

アーリーリタイア生活について、ブログ形式で書き始めました。


資金面に関心がある人が多いと思ったので、まずは、資金面をテーマに書いてきました。
ただ、自分で読み返すと事務手続き的な内容で説明文が多く、工夫の余地があったかな、と感じます。


資金に関するテーマは一区切りにして、次節以降は、アーリーリタイアの定義について、書いていきますが、その前に資金計画について、Q&A形式で何点か、追記します。


Q. 家計簿をつけていないとありますが、それで月額の支出金額は把握出来るのでしょうか?


A. 私の場合は、支払いの70%以上がクレジットカード払い、20%前後が口座引き落とし、現金払いは10%以下です。口座引き落としは固定費のみなので、クレジットカードの明細を確認すれば、支出の傾向がわかります。
また、毎月末に銀行残高を含む金融資産残高を確認しています。銀行残高の前月と当月の差額が月額支出の総額、前年末と当年末の差額が年額支出の総額、となります。
現在、銀行口座への入金は、証券口座預り金からの振替がメインです。その入金額を勘案して、差額を見ています。



Q. 計画外のイベントがあった場合は、どう対応していますか?


A. 私の場合は、イベント支出に予備費を計上しています。計画漏れ、計画外の出費は、予備費でカバーしています。実際に自動車のタイヤ交換、キッチンのディスポーザーの交換修理などは予備費からの支出となりました。予備費の金額は、自動車の有無、住居の形態によって、適正な金額は異なります。



Q. 運用収益を見込んで資金計画を作成していますが、何歳まで見込んでいるのでしょうか?


A. 85歳までの資金計画で、85歳までの運用収益を計算しています。ただし、現在の運用収益が徐々に減少する想定でいます。



Q. 複数のシナリオについて検討し、それぞれに資金計画が必要になるのではないでしょうか?
例えば、介護が必要な場合/不要な場合、老人ホームに入居する場合/しない場合 など


A.  私の場合は、運用収益が経済環境・各銘柄・為替の値動きで変動します。そのため、運用収益に関しては、楽観的なシナリオと悲観的なシナリオの2つの資金計画を作成しています。この2つのシナリオの間のどこかに着地するという考えです。
実は2つのシナリオには、それなりの差額があります。単年の差額が小さくても数十年累積となれば、差額は大きくなります。


介護の有無、老人ホームの入居など生活面の複数のシナリオも検討しようと思ったのですが、見送りました。理由は、具体的に詳細に検討しないと支出金額が出せないためです。
介護を例にとって説明します。
 ・何歳から介護が必要になるのか?
 ・介護が必要な内容は何か?
 ・介護保険の適用の可否は?
 ・自動車は処分すべきか?
 ・住居はどうすべきか?
この組み合わせだけでも無数に存在してしまい、あまり意味を成さないと判断しました。
その代わりに85歳時点の金融資産残高は、多少の余裕があり、有事の際には、他の生活費を切り詰めれば、やりくり出来るだろう、と見込んでいます。私の場合は、自動車を処分すれば、生活費がかなり削減出来ます。




こちらは、資金計画に関する以前の記事の一部です。
参考にして下さい。