アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

株式投資での人生最大の後悔は?

株式投資での人生最大の後悔は?
私は30歳の頃から、株式投資を行っています。
益も損もありましたが、売値が買値の10倍、20倍という大きな儲けがない代わりに数千万円という大金を溶かしてしまった経験もありません。
ただ、トータルの収支では益のほうが大きく、さらに配当収入も考慮すれば、今までの資産形成に貢献してきたと言えます。


そんな私の株式投資経験の中で、人生最大の後悔は何か?と考えた場合ですが、それは、リーマンショックで株価が暴落しているときに株を購入しなかったことです。


株の売り時、買い時のタイミングは、過去を振り返ってみれば、チャートを見ながら、あの時に買っておけば良かった、あるいは売っておけばよかった、と思うものなのですが、リーマンショックで株価が暴落しているときに株を大量に購入しなかったことは、自分の人生の中で千載一遇の買い時を逃してしまった、という思いです。


しかし、当時は住宅ローンを抱えており、株式投資よりも住宅ローン返済を優先していましたので、新規投資に回す現金が手元にありませんでした。


結果としては、最大のチャンスを逃したものの、住宅ローンは繰り上げ返済して、債務無しと身軽になり、資産も年金を考慮すれば多少のことがあっても困らない程度あり、アーリーリタイアすることが出来ました。
ですので、生活設計が狂ってしまったという後悔ではありません。


少数銘柄に集中投資でさらに信用取引で自分の資金力以上の投資をしている人の中には、生活が破綻する人もいますが、それに比べれば、最大の後悔とは言っても、大した後悔ではありません。
敢えて挙げるとすると、私の場合はそれが最大の後悔だということです。
しかし、こうやって書いてみると後悔にもならない程度の話だと思います。



ちなみに、同じ局面を迎えたら、今度はどうするかな?と考えることもあります。
つまり、住宅ローンを抱えており、株式市場が暴落した場合です。
私の場合は、やっぱり、住宅ローンの返済を優先するでしょう。
私の中では、債務を返済するということが株式投資をすることよりも優先順位が高いためです。
住宅ローンを抱えていると、それに縛られて生活している気がしてしまい、その束縛から自由になりたいという気持ちが強いんでしょうか。



次ぎの買い時
買い時の話ですが、次ぎにいつ買い時がやって来るのか、誰にもわかりません。
そう考えると長期の積立投資は、買い時のタイミングを絶対に逃さない、ある意味では最強の投資方法だと言えます。


長期の積立投資をしている人は、楽しみに買い時がやってくるのをただ待っていればいいんじゃないでしょうか?


シンプルで初心者でも出来るのが長期の積立投資なので、見下す人もいますが、どんな暴落が来たとしても買い時が来たと思っていればいいわけで、狼狽することはありません。
そういう精神的な安定という意味でも長期の積立投資は最強です。


人生と投資で失敗しないための「幸せ」と「お金」の話
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